枯れリーマンの蒔く釣る走る

サンデーファーマー兼アングラー兼ライダーです

2015/04/12 ヤリイカ@一ノ瀬丸 金沢八景

4月12日(日) ヤリイカ @一之瀬丸 金沢八景
ヤリイカが終盤の大盛り上がりを見せており、矢も盾もたまらずヤリイカ釣行を決める。宿は以前から一度行かねばと思っていた、金沢八景の一之瀬丸。家からスクーター+下道で一時間圏内の船宿で釣りモノも多く、しかも釣果が良い。特に昨日・一昨日でヤリイカの束釣りを計5人も出しており、うまい人も多い宿のようだ。
家を5:20に出発。新横浜からの環状2号はスイスイでまるで高速道路。あっという間に16号線に、、、と思ったが行き過ぎてしまい、357号線に出てしまう。少し大回りだけど良いかと思いそのまま一之瀬丸に。後から地図見たら結構大回りで、宿には6:15位に着いたがもう少し短縮できていたと思う。
バイクの人は少ないみたいで店の自転車置き場にしまわせてもらう。あまり大きなバイクは、若しくは先着が居たら入らなさそうだ。
宿はたくさんの釣り人で賑わっていた。宿付近で談笑している人、船に既に乗っている人も入れてざっと百人はいるのではないだろうか。釣りモノも船も多いし、京急線が使えるので利用者多いようだ。
宿で支払いを済ませる。割引券使って-1000円で9500円。次回の割引券がもらえるし、領収書は15枚集めると次回が一回無料となるようだ。
仕掛けも食べ物も売っていたが、持参しているので氷を詰めて乗船準備。氷が普通の角氷だが詰め放題?で無料とうれしい。適当に路地で着替えしてイカ船を探す。
この船宿、船への乗り降りが非常に楽。宿からは浮桟橋でその両側に船がほぼベタ付けに停留されているので重たい荷物をえっちらおっちらと担ぎ上げる必要が無い。まぁ船を一つ渡って乗込むようにもなっていたけど、船の中心部分にちゃんと渡り廊下のような板敷があり滑り止めもついているし、何より凹凸がないのた渡り易そうだ。この辺りはポイント高い点である。

但し、はやっているのと、雨天続きの最近の唯一の晴れの日でかつ日曜日ということもあり、まぁ混んでいる事。イカ船は片側9人の18名乗船。私はミヨシから2番目の札を取ったが結局左舷ミヨシになった。まぁ隣が一人いないのは、お祭りの多いイカ船ではラッキーとするか。
乗船が完了したのか、定刻を20分近く早まる7:10くらいに河岸離れする。橋をいくつもくぐりやっと八景島が見えてきた。いよいよ東京湾だ。

目指したのは洲崎沖。結構かっ飛ばしていたけど結局一時間くらいの航程である。これは光造丸でも同じくらいだった。途中で投入機を倒しておくよう指示が出た。若しくはひもで縛っておくようにと。自転車の荷物ひもでくくりつける。
ポイントにつく少し前になりスローダウンした船長から仕掛け準備のアナウンスが出る。何を使おうか迷ったが、びっしり乗って仕掛けが切れたなんて話も他の船で聞いていたので、持っている仕掛けで一番太い7号の幹糸を使っている10本プランコ11㎝角を使う。チワワ結びにエダス(5号)を付けたタイプで枝間は120㎝。角の色は適当に選んでいるがピンクとブルーがメイン。スッテは入れていない。
隣のおじさんは11㎝5本ブランコ。スッテ入り。
一投目投入。直後6本目の角が投入機に引っかかり、出て来なかった。焦った。行きなり切れちゃうかと。。。見ると投入機の底が詰まっておらず角が外まで出てしまって筒の底に引っかかってしまっていた。慌てて外して投入。やばいだろうなぁと思っていたがやはり、3人隣のお姉さんとお祭り。隣のおじさんが3杯上げる中、中乗りさんに外してもらう。あのお姉さんやばいと思ったのはその時。中乗りさんに散々指導されていた。めげずに頑張っていたが、この込み具合のしかもイカ船にそもそも釣り初心者を連れてくるのはちょっとまずい。案の定、その後もお祭りだらけで仕掛けが上がらず流し変えができない状態となることが多々あった。
2投目か3投目で底付近で入れ掛かり!トリプル達成。序盤におでこ回避しホット一息である。また続けてダブル。一杯はムギイカだった。

但し、その間流し変えが遅延し一時間少しで5-6投しかできない状態に。誰にでも起こることだけど、まぁ今日は大変だわ。
イカが釣れ始めると、仕掛けの捩れがひどくなり、幹糸部分がくるくる巻いてしまって投入機に入らないという状態が始まる。これが困ったもんだ。本当に。イカが掛かっていない時は時間をかけて投入機に押込んでいけるが、多点掛けになっているとやはり焦ってしまい無理矢理投入機に押込んでしまう。するとやはり糸の前後が狂い、手前祭り発生となるのである。この捩れを何とかしないと今後も大変なことになりそう~。
数は順調・・・とはいかないが伸びて10:30頃につ抜け。いい時は6杯掛けがあった。一杯ばらしてしまったが何とか船中に。いや重かった。底立ちしてすぐに抱きついたみたいだ。
またそこまでいかずに、170~190と言われたときに、仕掛けの長さを考えて180位まで卸しそこで一旦停止ししゃくった時にもいきなり重くなった。またそのあとはしゃくらず遅まきしていると追い乗りもゲットしたみたい。いやー楽しい~!!
ヤリイカの活性は現在最高潮の時期なのだと思う。イカの胴に何やら色がついている。おそらく産卵時期なのだと思う。そんな時に釣っちゃって申し訳ないけど。まぁこの程度で何とか変わっちゃうほど、野生の世界は小さくないし。
結局36杯で上がり。
今日の一之瀬丸は最高136杯だったらしい。なんと100杯差である。竿頭の道は険しいもんよ。

この宿では活イカパックをしている。酸素入れて長生きさせるパックがこれ。バイクじゃぁ持って帰れないけどね。