枯れリーマンの蒔く釣る走る

サンデーファーマー兼アングラー兼ライダーです

2022/11/03 京都~山陰ツアー

赤富士からスタート。いい写真が撮れました。高速道路の路側帯にて。

いきなりの彦根城ひこにゃんです。

今回は大学先輩のEGさんとちょっくら行くか?という話になり、出雲大社をメインとして山陰を巡る旅程です。天候にもよるけど、島根県を通ったら沖縄を除いて全県の走破が完了する事になりますのよ。

初めてちゃんと琵琶湖を見た気がする。小学校の頃、釣りキチ三平にハマった仲間とビワコオオナマズを釣りに行こうと休み時間ごとに会議をしていた記憶があるなぁ。

腹ごしらえ。近江名物なんですね。流行ってました。

京都のおじさんに会いに行く(母方の兄)。昔からとてもお世話になった方で楽しくて大好きなおじさんでした。昔話に花が咲きまくり。会うのは兄の結婚式以来で13年ぶりか。ガンを患って入院したけど見事に回復して現在85歳。足を悪くしてしまったが大きな体は変わってないように思える。元気そうで何より。

天橋立。曇りだったけど幻想的。

EGさんとの待ち合わせ場所に急ぐ。

場所は鳥取県若桜(わかさ)鉄道の若桜駅。マニアックな場所を指定するもんだ。

そしてハヤブサ駅に行く。別にハヤブサに乗ってる訳でもないのに何で?という気もするけど。

全国から隼乗りが集まったりするらしい。駅の中に隼ミーティング時の写真なども飾られてました。

そして鳥取砂丘。風によってできたという馬の背という砂丘雄大でした。

他はあまり見どころない。

コナン駅(ほんとは由良駅)。漫画コナンの作者の出身地だそうだ。途中に博物館的な道の駅もあった。別にファンでもないけど寄ってみる。

白兎海岸や羽合町(はわい町)も通って米子のビジホに泊まる。なんとバイク用の駐車場がない、というかバイクは止めさせてくれないルールらしい。近所のコインパーキングもバイクは不可と書いている。唯一その注意書きがないパークに止めたけど翌日の出庫の際に精算ができず、電話して呼び出したりしてとても困った。

今日は雨っぽい。宍道湖や境港の水木しげる日本海の海岸線なども走りたかったが出雲大社に直行する。とんでもなくにぎわっている。そうか、今月は島根県神有月、全国の神様が骨休めにくるということで、ワンストップで様々な神様に願い事ができる便利な時期になっていたのだった。

そして島根県に突入でとうとう沖縄以外を走り切った(沖縄にも旅行等で行ったことはある)。

大しめ縄、意外にそんなにも大きくない事に気づく。あれ?もっと奥にもっと大きいのがあるのかな。

竹内まりあの生家らしい。とても威厳のあるお宿ですね。出雲大社のすぐ前。

大社前の食堂でお蕎麦。出雲そばって三大そばの一つなんですね。この割り子そばが名物みたい。食べたら上のお皿のおつゆを下のお皿にかけていくそうだ。ツユにつかり過ぎにならない配慮かな。太めの麺で香りがよかった。

雨は降ったりやんだりでいやになる。海岸線は降り続く予報だったので山の中に入る。

JR木次線亀高駅にて扇屋のお蕎麦。松本清張砂の器ってドラマに使われたとかいう駅です。お蕎麦屋さんは駅舎の中という珍しい営業方法、大変繁盛してました。カメラを抱えた鉄オタも多かった。

出雲坂根駅。急坂を行ったり来たりして上るスイッチバックという路線が日本で唯一残っている木次線の駅です。オロチ号とかいうちょっとアメリカンな色彩のディーゼル車が引っ張っていくんだそうです。ふーーーーん。

備後落合。二つの路線が落ち合うから「落合」だと駅員さんに教えてもらった。二つの路線とは木次線芸備線。なんやらわからんがすごいレアらしい。昔国鉄時代、山陰には東西に線路を通すのではなく、山陽の路線から山陰に向けて何本かの線路を作る、という基本方針であったらしい。。。。何が言いたいのか忘れてしまった。結局山陰にも東西に貫く鉄道ができたので、この山陽山陰を結ぶ路線は全然需要がなくて廃止の議論が何度もでているみたい。だけどこのスイッチバックとか珍しい路線ということで生き残っている、、、ってことであってるのかな、今度鉄オタに聞いておきます。

まあしかし田舎も田舎。山陽山陰の間はほぼ誰も住んでないような山また山が延々と続いた。

明日は帰る日。なるべく東に行こうということで岡山の2つのビジホに分泊した。

私の宿は屋根付きの駐車場があってラッキーでした。

EGさんと軽く飲んで締めのラーメン。

大変行列が出来ているネギラーメン屋さんに行きました。旨かったです。

翌日、中国大返しの出発地点、高松城跡を目指す。途中、バカでかい鳥居に遭遇。最上稲荷の大鳥居らしい。ちょっと見たことないくらい大きな鳥居。

水責めの図。人の力でこんな人造湖ができたのって俄かに信じがたい。

吉備津神社!!大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社。我が国唯一の様式にして日本建築の傑作、「吉備津造り」の勇壮な社殿があります。釜の鳴る音で吉凶を占う 鳴釜の神事や、また桃太郎のモデルとしても有名です。 ってことらしいが時間がなくてここまでしか見られなかった。本当に残念。入口見ただけでとんでもなく入りたい気分になったのにEGさんとの待ち合わせに間に合わないと断念。こういうとき一人旅ならどうにでもなるのになぁ。

山陽道新名神と一気にはしり草津のSAへ。近江牛のすき焼きと焼き弁当合わせ盛りを頂く。旨いけど、しつこいかな。おなかがそう言っている。

EGさんは東名に別れ私は新東名に。まだ時間もあるので長篠合戦の史跡と資料館にいく。

フルチンで貼り付けにされた姿が絵に残っている鳥居 強右衛門(とりい すねえもん )という人物を初めて知った。長篠城から助けを乞いに川をずっと潜って知らせたらしい。ふーーーん。という感じだったが、今年の大河ドラマ「どうする家康」にそのシーンがあり、そこそこ有名なエピソードであることを再認識した。

てなわけで家に帰った。2000キロくらい走ったかな。無事を喜ぼう。