枯れリーマンの蒔く釣る走る

サンデーファーマー兼アングラー兼ライダーです

2019/04/29 平成最後釣行 鬼カサゴ 〇丸

曇りのち晴れ、微風、長潮9時干潮:潮差32㎝
 
平成最後に初釣りものも良かろうとあまり考えずに港に向かう。帰省の身であり持ち物は近所で買った安物クーラーとこれはと思い持ち帰ったライフベストとハサミ類のみだ。高級魚の鬼カサゴを釣ろうという心意気が微塵も滲み出てないが、反って竿から殺気が抜けるだろうと高をくくり乗船する。
レンタルは高いけど後片付けが楽で良い。
中学の同級生の息子さんも同じ船。二度目だ。豊富な釣り運を持つ好敵手である。テキパキ動く船長が準備を直ぐに終わらせ港を出た。

今回の帰省は当たりが良い。まず明日は大雨だったから予約を今日にして大正解だ。あと何より凪の太平洋。船は飛沫もなく滑り進んで行く。

 
30分走って止まる。いよいよ鬼カサゴと初対面開始。仕掛けは120号錘に天秤、ムツ17号くらいを3本吹き流しにしている。水深は130m。餌はサバとサンマの短冊、席は相性の良い左舳。

開始早々はエソ(リリース)、アヤメカサゴがポンポンきて、外道だけど活性は悪くないかなと思っていた。
が、それから我慢の釣り。たまに魚信はあるが食い込まない。外道のエサ取りだろうなぁ。キミで良いから竿曲げてよー。寂しいよー。
胴の間より後ろはポツリポツリと来ているが、舳の二人は居ないかのように時が過ぎる。。。
好敵手は何投目かに本命を上げ、続けざまに水タコをGET。

なんちゅう釣り運の持ち主。また本命の型も良い。
 
ひょっとしたら平成最後釣行はボーズかも的な静けさが続く。周囲も気配無く、「ボーズを平成に置いてきたんよ」、等と言い訳を考え始めた一刹那、魚信が入る。
それは小さく、ヒメコダイ等のエサ取り外道かと思ったが、エサチェックの時間でもあったので軽く合わせて巻き上げる。とたんに引きが強くなる。またひっきりなしに竿を叩く。ひょっとしたらと思っていたら、何と本命の鬼カサゴ。25㎝の煮付けサイズである。

まず出逢いに感謝。やっと逢えたね。こんな赤かったんだ。とりあえずイケスで休んどいで。
立て続けに竿が入る。連発かと思いきやワニゴチ。
なんだか周囲も賑やかになりダブルとか上がっている。とにかくサンマに食ってくる。サバタンは痩せてるしちょっと旨くなさそうだもんな。
 
暫し休憩の後、また本命。

連発し本日最大38.5㎝が来た

思わず高笑い。
 
しかしその後にもっと重たいのが来た。最初小さいのが食ったのはわかっていたが、地合で時間が惜しくそのままにしていた。誘い続けるとグッと重みが乗る!50㎝級かぁ?!ひっきりなしに竿を叩き、スプールが空回りし上がって来ない。
ここで大失敗。あまりに上がらないからドラグを締めちゃった。そうしたら耐えかねたか残り20mで急にモーター音が軽くなった。残念!バレだ!やっちまったぁ。多分40㎝は越えてたはず……脱力した。。
最初に食ってたチビ鬼カサゴはリリース。
 
最後の最後にサンゴ岩を釣って終了。

 
結果4匹!(リリース1含む)
船中13匹の大漁。

船長が毒針を散髪。

帰港途中海側から円月島

帰宅し捌く。

 
刺身に煮付けに胃袋と肝のポン酢

胃袋とキモ旨いね。
刺身は半身だけ。熟成させて明日食ってみよう!
釣果は、友人息子が4匹でトップ。私もリリース含め4匹なのでギリギリ竿頭と言うことで良いですか?
 
ともあれ、平成最後の大漁でした〰️🎵