レタスが苦手と思っていたけど、意外と最近は健闘している。
こんな苦労をして育てているってことを知ってほしく、一連の作業を書き留める。
これは冷蔵庫の中で夏眠打破をしたところ。
使い終わった整髪料の缶に少し水を入れ、種を入れて4-5日。
一度冬を体感させてから撒けば、「あぁ、春が来たことよ」と芽を出すんですよ、と本で読んだが、缶の中で既にレタスもやしになり始めている。あわてんぼうか?
絡みついた種の根を一本一本ほどいて、このピートバンという人口土に植えつける。
作業中、あぁ俺って友達居ないんだなという虚無が襲ってくるが、負けない。
さながら禿げ頭を増毛しているかようで、人口土も心なしか喜んでいるようだ。
頼りなさすぎる肢体に思わず一本一本名前を付けて応援したくなるが、数が多すぎてあっという間に諦める。
負けずに最後まで頑張るとこうなる。少なそうで結構多い。儚い命なんだろうなと思いきや、いやいやこれがなかなかどうして、タフなんですよ。
それをバルコニーで日に当てると徐々にこうなる。
あんなヒョロヒョロがなんとなく立派。やっぱりちゃんとした緑色を見ると、元気に育ってきたなと安心できる。
エアコンの室外機に乗せているのだが、日の来る方向(写真上)に全員雁首を向けているのがわかる。みんな日に当たりたいのよね。
リクエストにお応えして一日中日のあたる畑に植え付けてやる。
とは言っても、いきなり外界に出すと強い雨や風でヘロヘロになってしまうことが多いので、ネットで多少過保護にしてやる。
数が増えたように見えるかも知れませんが同じ数です。
おっと、外界の気温差や雨風にも慣れて、ずいぶん逞しくなったな。
独り立ちさせても大丈夫なころです。
もう定植させてもいいのに、別れを惜しみまだ過保護中。なかなかの大きさになってきたけど、早く定植しないヒョロっとして葉が巻かなくなる(変な巻き方になる)ので急いだほうがいい。下の方に写っている新芽はなんだったっけ。
だから早く植えないと。もう植え付ける時に隣と葉が絡みすぎて、ビリビリちぎることになる。というかもう食べられるレベル。
さて独り立ちです。集団生活していた頃はなかなか成長したねーー、と思ったが、独立させて植え付けるとまだまだ頼りなく感じます。
結構大きくなった状態で植えたのに、虫が集ったりするとあっという間になくなりそうな気がします。
幸いレタスを嫌いな虫が多いいので、その心配はあまりないのですが。
そこそこ大人のレタスっぽくなってきた。やはり独り立ちさせてみるもんです。日に日に逞しく成長しているのが目に見えてわかります。可愛い子には旅をさせよ、ですか。
隙間に大きく見えていた土が見えなくなってきてます。この頃から徐々に収穫してサラダを楽しみ始めます。
すっかりセンターを張っているレタス。大根の勢いも出てきました。
巻き方はちょっと微妙ですがきれいなレタスが収穫できました。
こーーーんなちっちゃかったのに、立派になっちゃって!と久しぶりに会った甥っ子のような気がします。